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What is the Candidate List ?(候補リストって何?)

2020.6.28 update

 

ECHA(欧州化学品庁)のtwitterサイトにCandidate Listの説明があったので、まとめました。

 

 

<1枚目>
Candidate List(候補リスト)って何?(Candidate Listは日本語に訳すと「候補リスト」)

 

このツイッタースレッドをフォローし、化学物質がCandidate List(候補リスト)に追加されたとき、
何が起こるか学習しましょう。

 

 

<2枚目>
substances of very high concern(高懸念物質、SVHC)の定義
①endocrine disruptors(内分泌かく乱物質)、最近はあまり言わないが、いわゆる環境ホルモン。
②ガンや突然変異、生殖毒性を引き起こす化学物質
③長期間環境中で分解しないもの

 

SVHCの定義の詳細は SVHC(高懸念物質)について

 

 

<3枚目>
あなたと環境をよりよく保護するために、
SVHC(高懸念物質)はCandidate List(候補リスト)と呼ばれるリストに含めることができます。
ひとたび化学物質がCandidate List(候補リスト)に追加されると、欧州の化学物質規制は即時に企業に義務を課します。

 

※企業への義務
①SVHCに該当する物質を0.1%以上含有する場合、SVHCリストに掲載された日付から45日以内に製品に関する安全性に関する情報および少なくとも製品に物質名を記載しなければなりません。
②SVHCに該当する物質を0.1%以上および1企業につき年間1トン以上含む製品は欧州化学品庁(ECHA)に通知しなければなりません。

 

 

 

<4枚目>
SVHC(高懸念物質)はCandidate List(候補リスト)からAuthorisation List(認可リスト)へ移る可能性があります。その場合にはさらに企業に厳しい義務が課されます。つまり、Authorisation List(認可リスト)に収載された物質は特定の認可された用途しか上市できなくなります。

 

Authorisation List(認可リスト)の詳細は 認可対象物質について

 

 

<5枚目>
企業で使用している化学物質がCandidate List(候補リスト) かAuthorisation List(認可リスト)に含まれる場合には長期的には安全な代替品に置き換える必要があることを意味します。

 

最後に

ECHA(欧州化学品庁)がツイッターでCandidate List、Authorisation List、SVHCをまとめてくれていますが、やっぱりわかりにくい。どうにかなりませんかね。

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